話がうまく相手に伝わらず
「話がわかりにくい!?」
と言われる。
相手にわかりやすい企画書を作りたいけど、
どのように作成したらいいのかわからない。
このように、人にわかりやすく伝えることを苦手と感じていませんか?
今回は、相手にわりやすく伝わる基本の構成作成術「SDS法(エス・ディー・エス法)」をご紹介します。
SDS法とは
Summary:概要(要点)
Detail:詳細
Summary:まとめ(要点)
の頭文字をとった、わかりやすいを追求した構成のモデルです。
最初に全体の概要を伝え、次に具体的な説明、最後に全体のまとめとしての要点を伝える型です。
基本的には同じ内容を、手法を変えて3回伝えています。
テレビのニュース番組などでよく使われる構成となります。
SDS法のメリット
SDS法は、文章術の基本中の基本と言ってもいいほど、PREP法と同じくよく知られています。
SDS法を用いることで、以下のようなメリットが得られます。
・使いやすい
・伝わりやすい
・印象に残る
使いやすい
説明展開の基本的原則と言われている「サンドイッチフォーマット」が採用されていています。
イントロ・ボディ・エンディングのシンプルな3部構造なので、なにより資料を初めて作成される方にとってはPREP法よりも使いやすく、覚えやすいです。
伝わりやすい
最初に概要を伝えるので記事内容が理解しやすいです。
相手の集中力が新鮮な最初に概要を伝えることにより、その後に続く内容を概要と紐付けながら理解してもらいやすくなります。
そして、最後にもう1回ダメ押しでまとめるので、相手に伝わりやすい内容を示すことができます。
印象に残る
同じ内容を繰り返すので印象に残ります。
最初の概要、次の詳細、最後の概要と言い方や、細かさは違いますが、実は伝えていることは全て同じです。
なので、相手にとっては内容が強く記憶に残りやすいです。
SDS法は、あなたが相手に「このことを印象に残したい!」というときにを使うと効果的な型の1つです。
SDS法とPREP法との違い
SDS法とPREP法は、結論から始め、最後にもう一度結論で終わるという点で型が似ています。
違いを挙げるとすれば、SDS法は3構成で「詳細」に重点を置く傾向にありますが、PREP法の場合は4構成で「結論」の部分が最も重要です。
この特徴から、SDS法は文章全体を理解してもらいたいときに適していますが、PREP法は結論の部分をはっきりと主張したい場合に適しています。
SDS法とPREP法の違いは、以下のとおりです。
SDS法は3構成で詳細に重きを置く(理解促進)
PREP法は4構成で結論に重きを置く(強い主張)
そのほかにも、効果的な使い方や活用場面別で整理するととこの様な違いがあります。
まとめ
これまで見てきた通り、SDS法を用いると「わかりやすい説明」ができプレゼンのみならず様々なシーンでのコミュニケーションが円滑になります。
SDS法とは
Summary:概要(要点)
Detail:詳細
Summary:まとめ(要点)
SDS法のメリット
・使いやすい
・伝わりやすい
・印象に残る
SDS法とPREP法との違い
SDS法は詳細に重きを置く(全体を理解してほしい)
PREP法は結論に重きを置く(はっきり主張したい)